個性は生徒のもの?

似顔絵を描いていただく機会があり、人生で初めて自分の顔を描いてもらいました。自分の顔ながら思わずニッコリ、ハハハ、と笑顔になるような素敵な絵をいただきました。

 

「個性を重視する」のは教育界の常識になりつつあります。

常識になるということはスタンダードになるということでもあります。

ここに陰が潜んでいるのです。

 

「一人ひとりを見てほしい」「多様性を大事に」―仮に高校で、この通りに生徒指導や教科指導(授業や課題の指導)をするためには、1クラスの人数を10名以下にする必要があります。つまり、現状ではできません。1クラス40名前後の学級編成をしている高校はまだまだあります。

 

生徒の個性や多様性を大切にするならば、教員同士もそうである必要があります。教員同士が互いの個性を認め、共存していくという視点は、生徒指導や教科指導において欠かせません。気が合わないから、アルバイトだから、男だから女だから、という理由は生徒に通用するでしょうか。

 

似顔絵を描いていただいて、新たな自分を見つけていただいたような気がしてうれしかったです。